ライターに成り立ての頃の私は『競馬ライター』という仕事にプライドを持っており、『競馬を愛して』いました。男性社会の競馬界で、女流ライターとしての地位を確立する事だけに夢中で、以前の職でのつながりを持った馬主関係の人脈やプライベートでのお付き合いを否定し、取材で得た公表するような、うわべだけのおいしい話を聞いたつもりになって、原稿料のほとんどを使い勝負に出て、全くその馬が走らず、大負けし生活するのもやっとだった頃があります。
その頃、六本木の某キャバクラでNo1の友人に生活面で色々面倒見てもらっていました。その時の友人の一言「お客は全てお金に見えるよ」で私の価値観が180度変わりました。彼女も最初は色々なお客から誘われたり、本気で惚れられストーカー紛いの事をされたりと、サービスが辛かったり、苦しかったりして胃潰瘍になったりもしたそうです。でもある時から『お客へのサービス=お金』という風に割り切った時からフッと肩の力が抜け楽になったそうです。その後の彼女はあっという間にその店のNo1になり、今ではまだ20代なのに自分のお店を持つまでになっています。
ライター稼業は皆さんが思うほど原稿料が高くない上に、浮き沈みが激しいのが常で食べていくのにも大変な世界、さらに女流となればなおさら。
それなのに、都心の高級マンションに住み、毎週エステに通って優雅な暮らしが出来るようになったのは、彼女と同じように『割り切る』事が出来るようになったからなのです。それからは、以前の人脈をフルに使うようになり、厩舎関係者や騎手、同業の方ともプライベートなお付き合いをするようになり、全ての情報にはウラとオモテがある事を学びました。最初は気付かなかった、何げない会話の中に、とてつもない重要なウラが隠されている事に気付くようになったのです。いつも誇張して大きなことを言う人、控えめだけれども適格な情報をくれる人、プライベートでしか本音を語らない人などなど、様々な思惑や本音、ウソを見極められるようになり、そこから私の快進撃が始まったのです。
もちろん、私の体はひとつしかないので、関東だけにではなく、関西や馬産地・北海道他、日本各地に色々な情報を集めてくれる仲間がいます。それは、トラックマンだったり、馬主関係者だったり、厩舎関係者だったり、ライター仲間だったりします。
もちろんそこには「おこづかい」があり、これをケチると情報が適当になったり、他にも情報を売ったりと問題が発生します。そんな『おこづかい』や『都内マンションでの優雅な生活』は全て馬券収入から出ています。
現在も私はライターを続けています。しかも安アパートも借りていて、貪欲に仕事を貰うように心がけています。なぜなら、そこが私の情報ソースの中心であり、勝つ為の競馬の基本となっているのです。しかもこの仕事を安い原稿料で苦しい生活を続けている事を公表している事で「会社の都合で自分の思っている印が付けれない」「給料が安くてやってられない」と不満を募らせているトラックマンやライター、「お金に困っている」という競馬関係者が自然に不満をぶつける飲み仲間になり、信用できる人達だけに耳元でそっと囁くのです。そうしてどんどん協力者が増え、ウラの情報が無限に入手できるのです。
私にとって貧乏女流ライターが表の顔なのです。
その為、ウラ稼業の馬券師としての顔を知られるわけにはいかないのです。ウラの顔を知られてしまうと、急に口が堅くなったり、仲間になるはずの人間が寄ってこないのです。皆様には顔や本名が明かせないという事で信用されないという方もいらっしゃるとは思いますが、私にとっての本当の本業の為、隠す事を理解して下さい。
最後に私にとって競馬はロマンや夢なのではありせん!ズバリお金なのです。友人と同じく競馬関係者は私にとっては『お客様』であり『お金』なのです。もちろんオモテもウラも競馬で生活をさせて頂いているのですから、『競馬愛』と『競馬を盛り上げる』という思いは誰にも負けないと自負しております。JRAはいくら高配当が出ても腹は痛まないので、このサイトでどんどん馬券を当て、皆様も私達と同様に『競馬でおいしい思い』をして『競馬を盛り上げて』行きましょう。


